3月28日、広島市内において、農業会議第93回総会を開催しました。 冒頭、藏田会長が「2050年に世界人口が90億人に達する予測があり、国連は食料生産を70%増加させる必要があるとしている。食と農林漁業の再生が急務となっており、平成23年10月の「我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画」を踏まえ、農業委員会系統組織は、「ひろしま・地域の農地と担い手を守り活かす運動」に取り組む。」とあいさつしました。 また、湯ア英彦知事をはじめ、4名のご来賓から「地域農業の代表者である皆様におかれましては,産業として自立できる農業の実現に向け,優良農地の確保と有効利用を進めるとともに,経営感覚に優れた農業経営者の育成などに,より一層の御尽力をお願いする」とご祝辞をいただきました。 総会では、平成24年度事業計画や収支予算など7議案についての審議が行われ、原案どおりに決定されました。国は、平成24年度から集落・地域が抱える「人と農地の問題解決」のため、今後地域の中心となる経営体(以下「中心経営体」という)や農地集積の方法等を定めた「人・農地プラン(地域農業マスタープラン)」を作成し、中心経営体の育成、農地の集積、新規就農等の実現に資するため、施策・事業を集中展開することとしており、各市町で作成される「人・農地プラン」について、農業委員会が農地利用調整を主体的に担うものと位置づけ、系統組織としてプラン作成に積極的に協力していきます。
|